今回の記事も、TRENDY4月号からテーマを1つ。
最近の健康ブームで「~の働きを助け、~を改善する機能があります」というラベルを見かけるようになりました。
あ、体に良いんだな~。
おなかの脂肪が気になるし、ちょっと高いけど、機能性表示食品?ってラベル付きの飲み物にしよう!
みたいな買い方をしたことがある人はいませんか?
それ、ガバガバな審査基準で付けられたラベルかもしれません
そもそも機能性表示食品とは?
・機能性表示食品⇒企業が自己責任で「製品に含まれる成分」の効果を示せばOK
・トクホ⇒国が個別で認可。人を被験者とした実験で製品の効果を示す必要がある
つまり、この製品の説明ではなく、含まれる成分の1つの効果を説明してるだけなんですね。
さらに言うなら・・・
その製品を摂取したとして、効果があるとは言えない
もしかしたら「めっちゃ飲む必要がある」かもしれないし
「3ヶ月毎日食べないと意味ない」「一瞬だけ治ってその後リバウンドするかも」
「体脂肪減ってもめっちゃ微量」「ラベルついてないものとほぼ同成分」
などなど、言葉のトリック的な要素満載のラベルなわけです。
買う前にいちいち、成分と論文を探すのは面倒ですし…僕は信用してません笑
大学で機能性表示食品やトクホについても学んだことがあるのですが、
教授曰く「アメリカで健康食品としての認可を受けようとしたら、機能性表示食品どころかトクホすらほとんど通らない」だそうです。。。。
国が認定するトクホすら信用されないレベルですから、無駄にお金を使うくらいなら健康的な食生活に使いましょう。
というか宣伝文句に使わないでほしいですよね
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